海外Rugbyを見始めて25年以上経過した。今でこそスカパーがあるが、昔はなかなか海外Rugbyを観れる機会はなかった。当時ごくたまにNHKで深夜に5Nations（今の6Nations)が観る事が出来た。日本Rugbyしか観た事のない自分にとって何もかも新鮮だったのでビデオ撮りして何回も繰り返して観たものである。

当時衝撃的だったのはFranceである。Franceの‘‘シャンパンラグビー‘‘は有名であるが、中でも当時のFBセルジュ・ブランコにはとても影響を受けた。同じポジションだった為、自分の持っていたFB観を変えたのもブランコのプレーを観たからである。隙あらば自陣からでも積極果敢にカウンターを仕掛ける姿には感銘を受けた。ブランコ以外にも職人CTBフィリップ・セラ、バイヨンヌの超特急WTBパトリス・ラジスケなどスピードあるBK陣が機能しており、まさにシャンパンの泡の如しであった。SHベルビジェがラインアウトで投入していた事にも驚いたものである。（遠い昔の記憶な為、多少間違いがあるかも・・・）今でも探せばその当時のビデオはあるかもしれない・・・。それに比べてEnglandは退屈なRugbyで観ていても全く面白くなかった。Walesも司令塔ジョナサン・デービスの存在は大きかったが、黄金期と比較してどん底だったように思える。

その後BSやスカパーが普及し海外Rugbyが間近になった。今では到底考えられない、幸せの一言に尽きるし、今の若者は幸せだと思う。

またの機会に海外Rugbyについて触れたいと思う。