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RUGBYバカ一代

クラブラグビー回顧Ⅲ…

投稿日時:2009/03/04(水) 22:07

久しぶりにクラブラグビー回顧を。。。

ラインアウトが飛躍的に安定した事でチームとしての‘‘良いリズム‘‘が得られ、狙いとしていた外勝負が容易となった。セットプレーのみならずブレイクダウンからのボールまでチャンネル3に運んだ。相手にバレバレなのはわかっていたが、ゲインする手段はそれ以外になかった。また当時はペナルティからのノット10mは何度でも反則として罰せられたのも追い風となった。(東芝府中の代名詞:PからGoが可能だった)

スクラムから顔を上げればはるか彼方にボールが動いているのだから味方FWも大変だったと思う。しかし普段の練習からみんなで徹底的に走り込んでいたので体力的に負ける要素はひとつもなかった。相手に走り勝つ、相手に息をつかせないのが作戦だったのだ。

それが成果として実る。平成8年の県民大会、県リーグ戦でも、なかなか牙城を崩せずにいたK工OBを14対0と撃破しAブロック昇格2年目にして初の決勝進出!決勝の相手はあの‘‘K石クラブ‘‘、しかも初顔合わせだ。相手にはV7戦士の面々が。。。やはりスクラムは強烈で何度となくボールを奪われた。しかしラインアウトは安定し、いつも通りどんどん外にボールを運んだ。メンバー全員の湧き出るようなフォロー、突き刺さるような低いタックルに終始、終わってみれば46対24の完勝だった!!

体格的に小さな雑草集団でもやれる事を実証した日だと自負している。

試合後、K石クラブのS下さんに「来年も勝ち上がってきてな、再戦したい」と言われたのが忘れられない。翌年その言葉通りとなる。平成9年の県民大会も勝ち上がり決勝進出。K石も勝ち上がり2年連続同じカードとなった!!メンバーにはNo8・A兄、WTB・KKなど現役上がりや若くして引退した面子を揃えている。強烈なサイドアタック、スクラムトライなどでK石ペースで1年前の試合とは逆の展開に・・・。こちらも外展開で3つのトライを奪うも、結果36対17と惨敗した。(※因みに平成18年県民大会準決勝でATERUIはK石クラブと戦った。10年ぶりだったせいもあるがタイムトリップした不思議な気分だったな)

その後チームは下降線を辿る。2年間の結果に満足して引退する者、職業の関係でこの地を去る者が続出。昇り詰めた代償として去るメンバーがいたのも確かだった。気が付けば以前のように走れるチームではなくなっていた。

同時期に同じ地区‘‘水沢クラブ‘‘が勢いを増してきた。

続く・・・。

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