CHANGE~2009年シーズンを振り返って~
2009/12/26
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イーハトーブリーグ(以下IHL)で2年間負け続けていたので何か変化をつけたかった。
意識的に変化をさせたのが次の3つ。
1. フィットネスの強化
2. マックローズの参加
3. コンバート
アテルイにフィットネスがなかったら並のチーム以下。シーズン前から1番重要な強化ポイントと捉えていたので冬場からのフィットネス。
結果として終盤まで喰らいつく展開や後半一気に突き放す試合展開が成果として出た。
昨シーズンまでの試合内容と様変わりしたのは全員一致した意見だと思う。
走れると言われながらも徹底的に走る練習を何年も怠っていたのが実態だった。
マックローズからの参戦によって選手層に厚みが増した。リザーブの誰が出ても能力的に大差なく交代指示が容易となった。
マックローズから参加してくれたメンバーは全員やる気もあるし前向きな姿勢がいい。
今後もお互いに切磋琢磨して県南ラグビーを盛り上げていきたい。
キャプテン俊(FL→HO)と伊(CTB→FL)のコンバートが大正解だった。
特に伊のコンバートは大胆な決断だった。伊にFW行きを伝えた時の顔が今でも忘れられない(笑)。しかし試合では生き生きとプレーしてくれた。
去年までがまるで他人のよう。
俊もHOで相手に対抗する!!という気持ちが伝わってきて良かった。現代ラグビーで仕事量の多いHOは理想。それを見事に実践してくれた。
正式コンバートではないが後藤のフロントデビュー戦勝利(対オックス)もあった。
これに限らないが最低ふたつのポジションは出来るようになってほしい、決して選手層が厚いチームではないから。
印象に残っている試合は3試合
滝沢ロックイーグルスに50-19で勝利、IHL待望の1勝!!あの試合にターゲットを絞ってやってきた。
相手には釜石シーウェーブスの助っ人が3~4人いたけど15人の機動力ではアテルイが完全に勝っていた。全員で勝ち取った勝利!!
県民大会準決勝のオックス戦勝利(34-7)。橋本が怪我でリザーブに回り、決してベストとは言い難い布陣。
しかし試合を通して全員が走り続け、相手を翻弄。大きなミスもなく相手に隙を見せなかった。フィットネス強化の手ごたえを感じた日。
格上のチームに勝つ時はあんな感じ。自分もその試合に出たので嬉しい勝利だった。
最後はやっぱり東北クラブ選手権決勝(50-10青南クラブ)
先制はされたが焦りもなく、競ったまま時間が経過すればウチのペースになると信じていた。思惑通り前半終盤から相手の足は止まった。
最後は怪我人や足がつる相手プレーヤーが続出していたがウチは平然としたもの。初タイトルなのでとても嬉しい勝利だった。
ワーストゲーム
IHL北上・矢巾ブレイズラガー戦(53-7)
地元開催でぶざまな試合をしてしまった。誰が試合をコントロールするのか?同じ相手に何度もゲインされる、タックルしない、プレーが高い。
劣勢な試合こそ一致団結するべきなのにリーダー不在??終始バラバラで何もかも最悪…。自分も含めて勝った試合よりも内容が悪かった
試合を何度も何度も思い出してみんなで反省すべき。
予想通り、若手(堀篭、尾形、奨)は全員よくやった。仕事の都合で参加出来ない時も多かったが尾形や奨の落ち着いたプレーぶりにはいつも感心する。
あの二人が毎試合スターティングメンバーにいるようだと心強い。とても20歳そこそことは思えない。逆に若い分だけもっと冒険してもいいくらい。
堀篭は先発フロントロー1年生としては上出来。釜石やオックスの強烈スクラムから学んだ事も多いと思う。押された悔しさをバネにもう1歩前進を!
スクラムは30歳過ぎてから…を考えるとあと10年もある(笑)
今年入部した俊洋はタックルがとても強く実践向き。ラグビーに取り組む姿勢も真面目だしグングン伸びると思う。
SHだけに拘らず色んなポジションにチャレンジしてほしい。
BK MVPは巧。
試合ではゲームメークに格段の進歩を感じた。おかげで安心して観れる試合が増えた。そして何よりも普段の練習からリーダーシップを取っていた。
後輩達への指導、アドバイスもしっかりやっていた。
FW MVPは哲匡。
決して身体能力は高くない(笑)けど、練習でも試合でも一生懸命、身体を張ってやっていた。反則はしない、だからと言って弱気なプレーはしない。
派手さはないが仕事はしっかりしてくれる、今までのアテルイのFWにいなかったタイプ。
今年ようやく奥州アテルイの原型が作れたかな・・・と言うのが本音。来シーズンは+αを加えて奥州アテルイラグビーの型を進化させていきたい。
年明けから練習再開するのでみなさん参加宜しく!!
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