‐‐‐とある人からリクエストがあったので続編を…。

 

 

第1戦で敗戦したNZロリー・メインズは第2戦で大幅なメンバー変更を行った。特に驚きは不動のSOフォックスに変えて本来はCTB　W・リトルをSOに起用！！SHにもG・バチョップに変えてA・ストローン、しかも初キャップである。他にLOにも初キャップとなるB・ラーセンを起用し第2戦に向け、新たなスタイルを追求しているのが何となくわかった。

 

 

フロント陣はマクドゥーエル/フィッツパトリック/R・ローら不動のメンバー。

 

No8にはA・ペネ。フランカーには後に日本でプレーしたＪ・ジョセフもいた。

 

CTBは初テストコンビとなるF・バンス＆E・クラーク。（バンスは30歳にしてようやくレギュラーに定着、その後ほぼ5～6年間はCTBを守る事になる。遅咲きだけど凄いね）WTBにはツイガマラ、J・カーワンに変わってJ・ティム。そして最後の砦にはG・クーパー。

 

 

対する世界選抜…LOにはJ・イールズ（AUS）とルマ（FRA）の2m長身コンビ。そしてHB団はニック・ファージョーンズ（AUS）とN・ボタ（SAF）ら。今回もBK陣にはN・ボタやFBジュベールWTBヘンドリクスを含む多数の南ア勢が起用されている。そして日本の吉田義人が左WTBで登場。

 

 

 

 

 

第1戦で負けたNZは雪辱するべく序盤から気合十分。試合開始10分で世界選抜LOのルマがラックで相手を蹴って一発退場となる。追い風を受けたNZは前半からR・ローやツイガマラのトライで突き放しにかかる。

 

 

 

対する世界選抜N・ボタは伝説のSOとまで言われた存在。既に34歳を迎えてピークは過ぎていたが、地域をとる長距離キックや正確なプレースキックを披露。ゲームメークも蹴るべきところ、展開すべきところの判断は全て的確だった。

 

 

そして前半30分、この日のもっとも観衆の沸く場面が訪れた。NZ陣22m右ライン際まで前進したラックからファージョーンズがパスアウト。ボタからガスコットへボールが渡るが、そこへはツメのDFをしたクラークが猛然と襲いかかる。ガスコットはタックルされる寸前に判断良くインゴールへショートパント。それに反応した吉田義人がゴール真下へダイビングキャッチトライ！！この『ファンタスティックなトライ』に全ての観衆は酔いしれた。

 

この日の吉田義人は何度もボールを持つ機会があった。その走りはキレがあった。瞬発力とスピードは十分通用していた。ただ残念だったのはツイガマラのハンドオフに一発で撃沈した事…。

 

 

 

最終スコアは54-26でNZが圧勝！！結論としてW・リトルのSO起用が大正解だった。

リトルはもともと脚も早く突破力もあったが、この日も素晴らしいランニングやフォローを何度も披露した！！左右のキックもなかなか巧いしタックルが強いのも魅力的だ。

 

 

負けたが南ア勢も十分存在感を示した。N・ボタは前述通りだしFBのA・ジュベールは左足からの様々なキックでトライを演出していた。第1試合同様にWTB　P・ヘンドリクスはバランスのいい走りでまたまたトライ。これまで長い間ベールに包まれていた南アの実力が少しずつ見えてきた。

 

 

 

J・ギャラハー以降のFBとして登場したG・クーパーはキック、スピード、フィールディングなど全てが平均点、何かインパクトに欠ける印象。この後暫らくNZはFBの選手起用で苦しんだように思える。最大理由はFBのスター選手が現れなかったこと。

 

G・オズボーンやC・カレンが現れるまでは…。NZにとってC・カレンは待望のスターだった。

 

 

C・カレンを初めて見たのは香港セブンス（1993年）のビデオ。当然NZ代表に入る前の事だが相手の逆をつくステップと異次元のスピードは突出していた。NZ代表当時はずっと坊主頭だったけど当時は髪が長かった。

同大会にマシュー・バーク（AUS）もセブンスで初登場。素晴らしい選手になるだろうなと思った。

 

 

 

 

 

自分が同名チームで活動していた経緯もあって『NEW　ZEALAND　ALL　BLACKS』にはいつの時代でも強いチームであって欲しいと願う。

第1回W杯のあの強さをもう1度…。

 

気乗りせず更新出来なかった。

先週末は土日ともに仕事、おかげで日曜練習にも参加出来ず、とても残念。。。

けっこうハードにやったらしい。

 

その合間をぬって土曜の夜はＡ先生宅にお邪魔した。チバ＆ヨーヘイの新人2名を含む若手達と‘‘宅飲み‘‘で盛り上がった。思い思いのＲＵＧＢＹ談義。

ビールやら赤ｏｒ白ワイン、梅酒を飲み最後の最後の記憶がない有様…。気がつけば何故か寝袋で朝を迎えていた。しかも無断外泊だったが、そのまま仕事に向かう。

オヤジと呼ばれるくらいの年齢になってしまったが、若手と競って練習したり一緒に飲んだりする事で、年齢を忘れてしまう自分がいる。もともとオツムは弱いし精神年齢も低いし、それはそれでいいのかも。

若い頃に戻れないけれど、この先もずっと今のままでいたい。

 

 

 久しぶりに昔懐かしいビデオを取り出した。

 

手にしたのは1992年に行われたNZvs世界選抜。この試合はNZ　RUGBYユニオン100周年を記念して行われたもの。NZのジャージには100とデザインが入っている。

 

 

世界選抜には5Nationsからは勿論、オーストラリア、西サモアらのスター選手が出場。

 

 

 

そして当時は驚きの‘‘南アフリカ‘‘の選手がメンバーとして入っていた事！？当時の南アは国外試合からしばらく鎖されており不気味な存在…。しかも両WTBは南アの選手。いったいどの程度の実力なのか？？

 

 

この直後に‘‘南アフリカスプリングボクス‘‘として世界RUGBYの舞台へ復帰する事になるが…。

 

 

 

 

 

NZはお馴染みS・バチョップ、G・フォックスのHB団。W・リトル、F・バンスのCTB、両WTBはJ・カーワン、ツイガマラ。

 

対する世界選抜にはニコル（SCT）、カンベラベロ（FRA）のHB団。ガスコット（ENG）、ホラン(AUS)。そしてFBはG・ヘイスティング（SCT）だ。南アの両WTBは何とも不気味な存在。

 

 

 

結果は世界選抜が勝利。どちらもボールを広く動かし展開する内容でとてもエキサイティングな試合だった。

 

特筆すべきは南アの両WTBで3トライ（P・ヘンドリクスが2トライ）。カーワンは不発に終わり南ア勢WTBの良さが目立つ試合となった。

 

 

NZで気を吐いたのはリーグラグビー出身のWTBツイガマラだ。知っている人には懐かしい名前かも…。素晴らしいステップとパワフルな突進で自らトライ！！ロムー以前の豪快WTBと言っていいだろう。（ロムーのように身長は大きくはなかったけど体重は100㎏くらい？）

 

 

 

 

この試合、当時はスカパーもなくBSで放送されたもの。全3試合？あったと記憶している。第2or3戦？ガスコット（ENG）のショートパントを吉田義人がインゴールでダイビングトライしたのは有名だ。

 

 

今度探してみよう…。

 

 

 

 

また昔懐かしい面白いビデオがあったら紹介します。

 

 

 

 

 

※     先日のサントリーvsNEC  

サントリーがトライに繋がるようなシチュエーションで信じられないようなミスが多かった事。油断はなかったんだろうか？？

 

 

 

既にご存知の通りWKvsBVはBVに軍配が上がった。BVは終始素晴らしい出来だった。MOMはFB-T川だったが個人的にはS・ベイツで決まり（Super14-Chiefs出身）。派手さはないけど激しいコントクトの連続でBVの推進力になっていた。お互いガツガツのぶつかり合い、これぞRUGBY！！T川のプレーは確かに素晴らしかったけど、熱くなった時のモラルが昔から気になる。

 

 

廣瀬のキャプテンシーも素晴らしいものがある。注目していたSH吉田朋はあわやトライ！？のランニングを演出していた。残念ながら松田努の出番はなし。

 

 

 

今週日曜からは日本選手権が始まる。WKもK川やS村が戻り、このままでは終わらないだろうしSＴの巻き返しもあるだろう。そして帝京、東海の大学勢も元気のいいチーム同士が出場、まだまだ面白いゲームが観れそう。

 

 

 

残念なのはSANIX　BLUESがワイルドカード初戦でNECに負け今シーズン全日程が終了した事。今シーズンTLで1番楽しませてもらったチーム。色んなアイデア、ヒントを与えてもらった。（アテルイでも誰か観たかな？）

 

 

 

 

 

既に練習は木、日曜の週2回でスタートしているけど早くグランドで思いっきり走り回りた～い！！

 

早くて3月中旬かなぁ…。もう雪なんかいらない。